“現役最高齢アナ”押阪忍さん明かす大動脈瘤手術からの生還
「手術で声帯も傷つけることになって……。でも、いまは痛みも乗り越えて、なんとか復帰しました」
64年の東京五輪で実況を務め、いまも現役で活躍する名アナウンサー、押阪忍(82)。相次ぐ大病に見舞われながら、同業の妻・栗原アヤ子(76)に支えられ二人三脚で復活した日々を、夫妻そろって本誌に明かしてくれた。
押阪といえば昨年8月、NHK朝ドラ『ひよっこ』にクイズ番組の司会者役として出演し、ネットで大きな反響を呼んだ。
「ツイッターやインスタで“爆発”しました(笑)。昭和が舞台のドラマでしたから、僕が69年から11年続いた人気番組『ベルトクイズQ&Q』の司会をしていたことで、昭和の顔の一人としてオファーをいただいて。たくさんの人が『懐かしい』と、見てくれたようですね」
じつは、その朝ドラ登場直後に大動脈瘤が見つかったという。
「9年前に大腸がんの手術をして、やっと治療が終わりかけたときでした。
医師から『腹部に瘤がある』と言われたんです。