夏木マリを個性派女優に押し上げた“過去の壮絶イジメ経験”
映画「生きる街」の完成披露試写会が2月1日、都内で開催。主演を努める夏木マリ(65)が登壇した。
夏木にとって10年ぶりの映画主演となる今作は、東日本大震災を題材にしている。同震災の復興支援に尽力してきた夏木は、オファーを受けたときの心境をこう語った。
「(映画を)撮ったときは2016年11月だったんですけど、(東日本大震災から)5年目の、みんながちょっと忘れかけてきたころに、こういう映画を観ていただくにはとてもいいなと思いました」
夏木は本作で“普通のおばさん”を演じるが、「妖怪とかの役が多かったので、演じてみたい役だった」と明かしている。
これまで夏木は、その個性的な存在感を活かした役柄で作品に貢献してきた。
2001年に公開された映画「千と千尋の神隠し」での湯婆婆役は“はまり役”と絶賛。また今年1月に公開された「星くず兄弟の新たな伝説」でも、“悪のボス役”を演じている。
そんな個性派女優として、高く評価されている夏木。