車いすのまま乗れる“最新福祉軽自動車”はこんなにすごい!
いま介護をする側の家族たちから、注目を集めているのが“福祉車両”だ。介護の負担を大幅に軽減できる機能が備わった福祉車両の需要は、年々伸び続けている。なかでも、主婦をはじめとした女性に人気なのが、軽自動車の福祉車両。じつは各自動車メーカーから人気車種の福祉車両が続々発売されている。
「福祉車両は体の不自由な人のレベルによって選ぶのが基本です。車いすに座った状態で乗車が求められる場合は、やはりスロープタイプ。最近は簡単に後部座席をたためる車種が多いので、介護以外の普段使いも問題なくできます」
こう語るのは、モータージャーナリストの佐藤篤司さん。後部から車内に車いすのまま乗せられるのがスロープタイプ福祉車両だ。
装備されている電動ウインチを使えば、非力な女性や高齢者でも車いすを車内に押し上げることができる。
「4月に発表予定の新型N-BOXでは、車いすを乗せる手順が大幅に簡略化されました。現行モデルの約半分の手順で乗せられます」
そう話すのは、本田技研工業の福祉事業課の田村俊輔さん。