5万円以下も……株主優待デビューにもってこい「厳選9企業」
「株主優待に目覚めたきっかけは、息子がプラレール好きだったことで、買ってみた『タカラトミー』。優待で商品が最大40%オフになるし、店舗では売っていないオリジナル商品がもらえるんです。子育てにはお金もかかりますが、優待券をうまく利用すれば、かなり節約できます」
そう語るのは、お金の相談パートナーを探せる女性向けの「FP Cafe」を運営するファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。自身も優待歴10年と、その恩恵にあずかっているのだとか。
銀行の普通預金金利0.001%の時代。「お金をためたいのはヤマヤマだけど、コツコツ努力するのは、ちょっと苦手」--そんな人におすすめなのが、株主優待がある会社への少額投資。株主優待を実施している会社は1,300社以上(’17年9月末)。前の年より61社増加しており、その優待内容も多種多様になってきている。
「今は“株主優待デビュー”がしやすくなっています。それまでは1,000株単位でしか買えなかったところを、100株単位で買えるようにした会社も多く、5万円以下で手軽に購入できる株主優待のある会社の株(以下・優待株)