爆問・太田の監督作品に映画界が熱視線「争奪戦起きそう」
元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(41)が出演する4編構成のオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(4月6日公開)。草なぎが出演する「光へ、航る」では、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(52)が監督・演出をつとめる。
「テレビでの活躍が目立つ太田さんですが、実は今回が2作目の監督作品。91年公開のオムニバス映画『バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ』が監督デビュー作。相方の田中裕二さんは、ゲイカップルの片割れ役で出演。中退はしましたが日大芸術学部で学んだことを生かし、高評価を得ていました」(ベテラン映画ライター)
10年には作家デビュー作「マボロシの鳥」(新潮社)、12年には第2作「文明の子」を発売。小説家としても世間から評価された太田が注目作のメガホンをとるとあって、映画業界から大いに注目されているという。
「以前から『太田さんに長編映画を』という企画はありましたが、なかなか実現しなかった。
今度の作品で成果を出せば、監督としての太田さんの争奪戦が起きそうです。後は太田さん本人の気持ち次第ですが、所属事務所社長をつとめる光代夫人に後押しされれば可能性はありそうです」