雨上がり蛍原さんが嘆く「おかっぱにしたら、モテなくなった」
「デビュー当時は、おかっぱじゃないですよ。チェッカーズ時代のフミヤさんの髪形やギバちゃんカットなど、そのときのはやりをやってきた人間だったので」
こう話すのは、雨上がり決死隊の蛍原徹さん(50)。広辞苑によると“御河童”とは、“前髪を切り下げ、後髪を襟元で切りそろえた少女向きの断髪”。文字どおり、妖怪の河童に似ていることから、こう呼ばれるように。
いま、ブルゾンちえみさん(27)をはじめ、ハリセンボンの近藤春菜さん(34)、おかずクラブのオカリナさん(33)など、おかっぱ頭の芸人をテレビで見ない日はない。なぜ、おかっぱは愛されるのか。“おかっぱ芸人”に話を聞いた。
蛍原さんがいまの髪形にしたのは仕事が理由だった。
「’00年に舞台『カノン』にコンビで出演したとき、演出の野田秀樹さんに『髪形をおかっぱにして』と言われて。もともと役でやったんです。舞台が終わったら、髪形を変えようと思っていたんですが、唐沢寿明さんや鈴木京香さんとか、共演の方々が『絶対にこのままのほうがいいよ』ってなったんですよ。