黒沢かずこ 朝食抜きだった小学生時代語る「親はパチンコに…」
しかし――。
「食べもの=性のイメージがあって。朝ごはんを食べるなんて性欲むき出しにみえた!恐ろしい!」
黒沢は“朝ごはん”を素直に受け取ることができなかった。むしろ「欲深いひとなんだ」と友人を見下すほどだったという。
それでも黒沢はある日、母親に意を決して「朝ごはんが食べたい」と打ち明けた。すると母親は「バレた?」と一言。翌日からおにぎり1個が朝ごはんに加わったそうだ。
「初めてお米のパワーを知った。
米ってすごいなって思った」
実は黒沢の実家は食堂を切り盛りしている。同番組では、共演の前野朋哉(32)から「食堂はモーニングを出す立場。どうして朝ごはんを食べさせてもらえなかったんですか?」と質問をぶつけられた。すると「その時間、親はパチンコに行っているから」と黒沢は答えた。
黒沢の両親は大のパチンコ好き。「生活の中心がパチンコ」と豪語するほどで当時、食堂を開けている時間は僅かだったとか。黒沢は回想する。
「営業している時間が少なかったから『黒沢の家はいつ営業しているんだ』って学年中で噂になって。