年商10億円!俳優・保阪尚希が“通販プリンス”になった理由
「ロングセラーの『ラ・クッカー』は“健康にいい料理がラクに作れる魔法のポットを作りたい”と試行錯誤の末に完成した商品です。ほかにも、僕が扱っているパンやオリゴ糖、青汁などは、全てテストを重ね、こだわり抜いたものばかりなんですよ」
そう話す、保阪尚希さん(50)は40歳でテレビ通販に進出し、現在はQVC内の『保阪流』という番組で、自身のプロデュースする商品を販売している。その年商、なんと10億円!いったい何がどうなって、かつての連ドラ王子がテレビ通販王子となったのだろうか。
「僕は20代のころから予防医学に興味があり、酒もたばこもやりません。しかし原因はわからないのですが、長男にぜんそくとアトピーが出て。彼のために食べ物や環境について独自の研究を重ねていたんですが、’00年の元日、今度は僕自身が過労から内臓破裂を起こしてしまった。救急車で搬送され緊急オペを受け、一命を取り留めて目覚めたとき、今死んだら長年の研究が誰にも伝わらないまま終わってしまうと感じたんですね」(保阪さん・以下同)
回復後、一念発起。