本橋麻里 悔しさが力に…語っていた藤澤五月スカウトの理由
(写真:アフロ)
「『負けたかな』と思ったので、信じられなくて……まだ実感がわきません」
2月24日に行われた3位決定戦。イギリスとの激闘を制し、銅メダルを手にしたのは、女子カーリング日本代表「LS北見(=ロコ・ソラーレ、以下LS)」。快挙を達成したチームの司令塔・スキップを務める藤澤五月(26)は試合後のインタビューに応じ、笑顔でこう答えた。前日の準決勝では、1点差で惜敗。「最後はベストを尽くしたい……」と思わず悔し涙を流していた藤澤。そんな彼女に、主将を務めた本橋麻里(31)はいつも笑顔を向けていた――。
平昌五輪が開催された約2週間のうち、カーリングは10日間以上テレビで生中継された。なかでも注目を集めたのは、試合中に彼女たちが「どこにストーンを投げるか」という戦術を練る肉声。
作戦会議中に飛び交う「そだね~」という相づちの声は、有吉弘行ら多くの芸能人もSNSの投稿のネタにするほど話題にあがった。
「LSは、チーム全員が北海道北見市出身です。そして北見市のなかでも、市内の沿岸部に位置し、『日本カーリング発祥の地』とされる常呂町にゆかりの深い選手たちばかりなのです。