広瀬すずの一人勝ち続く理由 助演も主演もこなせる稀有な存在
3月2日に都内で授賞式が行われた「第41回日本アカデミー賞」で、女優の広瀬すず(19)が「三度目の殺人」で最優秀助演女優賞を獲得した。
昨年は優秀主演女優賞と優秀助演女優賞をW受賞したが、最優秀賞に輝いたのは今回が初めて。広瀬は「うれしいです」と感激の面持ちで、「いろいろな作品で少しでも力になれる役者になれるよう頑張ります」と今後の女優としての成長を誓った。
「続々と主演作が舞い込んでいる広瀬さんですが、むしろ演技が評価を受けているのは脇役の作品が多いんです。また助演で賞を受賞しているのは、是枝裕和監督『三度目の殺人』と『海街diary』、李相日監督の『怒り』。2人ともなかなか厳しい監督として知られています。徹底的に追い込まれることによって、広瀬さんの女優としての潜在能力が大いに発揮されたのではないでしょうか」(映画ライター)
若くして主演と助演のいずれもこなせる。そうした点を高く評価する声が上がっているという。
「今後も、しばらくオファーが途切れることはなさそうです。ほかの芸能プロは“第2のすず”になり得る人材の発掘・育成に尽力しているが、なかなかそこまでの逸材はいない状態。同年代の女優陣では“一人勝ち”が続きそうです」(芸能プロダクション関係者)
3月17日からは主演シリーズの完結編「ちはやふる-結び-」が公開される。今度こそ、主演での戴冠が期待される。
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