施設は生涯総額2~3千万の場合も…「在宅介護」でできること
などが受けられます。それぞれの施設の特徴を知って、自分に合った場所を選びましょう」
帰宅は16時くらいになる。
【3】短期入所
2日~1週間ほどの短期間、施設に入って介護を受けること。ショートステイともいわれる介護サービス。
「在宅介護生活は、介護する家族にとっても大きなストレスや疲労を伴います。家族が介護から解放され、ゆっくり過ごして英気を養う(レスパイトケア)ためにも利用されます」
施設によって料金は異なる。
「介護保険で定められた利用料に、施設独自の居住費、食費や生活費が合算されます」
【4】小規模多機能型居宅介護
以上(1)~(3)のサービスを1つの事業所で受けられる、介護業界において、もっとも新しい形態のサービス。
「利用料金は定額制(例・要介護2で約1万5,000円)とわかりやすい。
ケアマネジャーの判断で、利用内容と頻度が決められます。訪問から通所、短期入所まで一事業所で依頼できるので、内部のスタッフの連携も取れているところが利点でしょう」