2018年3月22日 16:00
「中古の車と時計だけ…」年末ジャンボ「1億円」当選者の堅実
目が覚めて、これはなにかの吉兆だと思ったの」
K「僕は夢ではないんだけど、暮れに実家に帰ってから、なんだかずっと心がざわついてね。宝くじは自宅に黒いバッグにしまって置いてあったので、実家から戻るまで調べようがない。それで1月4日にアパートに戻ると、真っ先にバッグの中から宝くじを出して、当せん番号の出ている新聞と照らし合わせたんです。いてもたってもいられない、あんな気持ちは初めて……」
服部「予感がしたの?」
K「調べたら、本当に前賞1億円が当たってて。でも信じられなくて、その晩、何十回、新聞の番号と照らし合わせたことか。最後は、もしかしてこれ前年の年末のくじじゃないかと、不安になって確認したほど(笑)。それで翌日、やっぱり自分の目だけじゃ不安で、店に持ってきたんです」
服部「最初から『当たってる』って言ってくれればいいのに、黙って差し出すんだもの」
K「服部さん、末等から調べていくから、じれったかった」
服部「そりゃ、誰も1等の前賞が当たってるなんて思わないでしょ。