くらし情報『タレに漬けて焼くだけ超簡単ドリーチキン(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)』

タレに漬けて焼くだけ超簡単ドリーチキン(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)

2018年3月27日 17:00
 

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ストレスなく生きていくために必要なこととは何でしょう?それは他者と対等に生きるということです。職場でも学校でも家庭でもどこであろうと。けれども対等に生きるのは人によってはとっても難しいことです。どうしても自分を格下に思いがちなのが人間で、あの人にはかなわない、何もかも自分の方が弱い、と劣等感に苛まれがち。これでは対等になることはできません。対等になれなければ、残念ながら気持ちよく生きていくことはできないのです。対等に生きるというのは簡単そうですが実はとっても難しいこと。しかし、心の持ちようで人は対等な関係を構築することができると私は信じています。

 

まず、引け目を感じることを止めましょう。あの人にはかなわないじゃなく、「あの人にできるのだから自分にもできる」と思ってください。人間はそもそも奴隷じゃありません。奴隷だと思うから奴隷になるだけ。奴隷だと思わない人間には尊厳があります。そういう人はたとえ殺されたとしても奴隷になることはないわけです。

 

私は長年フランスで暮らしていますが、一度も差別を受けたことがありません。多くの日本人が差別的な経験を受けたことがあるというのに、なぜか私にはないのです。たぶん、自分は差別されるいわれがない、と信じているからです。もし、私のことをぞんざいに扱う人間がいたら私は命がけで抗議します。人のことを粗末に扱ってくる者には怒るべきです。人に粗末にされる理由なんて人間にはないのだ、と思ってください。そう考えると楽になります。ならば無理することもないし、我慢する必要も一切ないじゃないですか。こうなると対等になります。対等になるということは自分を決して下げないということ、卑屈にならないということです。なぜなら、私たちは一点の恥もない人間だからです。奴隷のように扱われる理由なんかそもそもない。ほら、どうですか?私にできるのだから、奥さんにもできるはずです。私たちは対等です。同じ人間です。尊厳があります。そこを傷つけてくるものとは戦いましょう。ならば人間は他者と必ず対等になることができる。

 

そして私は息子によく言います。お前がここフランスで差別を受けたとしても、君は人を差別したらダメだ。それは差別するような人間と同じ土俵に降りることになるからだ。差別という負の連鎖に加わってはいけない。それが人間として尊厳を持って生きるということなんだよ、と教えています。負けないでくださいね。

 

さて、本日はご家庭で簡単に作れてしまうタンドリーチキン、名付けて「超簡単ドリーチキン」のレシピをご紹介します。

 

材料2人分:鶏胸肉2枚(約600g)、しょうが1片、にんにく1片、無糖ヨーグルト大さじ3、カレー粉大さじ3、ケチャップ大さじ2、クミン小さじ1、パプリカパウダー小さじ1、砂糖小さじ1、レモン汁小さじ2、魚醤小さじ2、塩小さじ1、こしょう適量、サラダ油大さじ1。

 

まずは漬けダレを作ります。小さなボウルにしょうがとにんにくをすりおろし、サラダ油以外の調味料を全て加えよく混ぜます。チキンをぶつ切りにしビニール袋に入れ、つけダレを加えてもみ込みます。冷蔵庫で最低2〜3時間置きます(一晩以上置くとチキンに味がよく染み込み、よりしっとりしますよ)。フライパンを中火で温め、サラダ油大さじ1をひき、漬けダレがついたままチキンをじっくり焼いていきます。焦げやすいので火加減には気をつけてください。しっかり火が通ったら完成です。

 

ターメリックライス(米2合をとぎ、炊飯器に2合の線まで水を入れ、ターメリック大さじ1、バター30g、塩小さじ1、こしょう適量を入れて炊く)などと一緒に召し上がれ。

 

ボナペティ!

 

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