「ビストロ スマップ」料理指導した女性が語るメンバーの素顔
「料理なんて、ほとんどしたことないコばかりだから、包丁の持ち方もできてないの」
22年前のSMAPのメンバー5人を、こう振り返るのはフードコーディネーターの結城摂子さん。テレビ界のフードコーディネーターの草分けとして、結城さんは『料理の鉄人』などを担当。また『王様のレストラン』『ザ・シェフ』『ソムリエ』『味いちもんめ』などのテレビドラマにも参加し、多いときには9本ものレギュラー番組を抱えて奔走。最近では、映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(主演・二宮和也)で、オリジナル料理の作成や監修に携わっている。裏方ゆえ、一般には知られていないが、業界では知る人ぞ知る、この道のカリスマ的存在だ。
’96年4月に始まった、国民的番組となっていく『SMAP×SMAP』の人気コーナー、「ビストロスマップ」のフードコーディネーターを担当したのも結城さんだ。結城さんがその舞台裏を語る。
第1回のゲストは大原麗子さん。
テーマのカレーを作るにも4時間かかったという。メンバーは調味料を入れるときも、カメラ脇に立つ結城さんに「どこまで入れるの?」