八代亜紀も海外で高評価…“趣味”で広がる50歳からの人生
かつては「時間つぶし」や「手なぐさみ」的なイメージの強かった主婦の“趣味”が変わり始めているという。
実際、子育てが一段落した50代以降の主婦が、手芸や読書といった趣味にのめり込むケースはこれまでも少なくなかったが、その多くは「作って終わり」「読んで終わり」になりがちな“自己完結型”だった。
しかし、そんなOVER50の主婦の趣味にも、時代の波による変化が起きているという。
「昔と比べると、趣味は世代間交流のツールとして機能しています。習い事やお稽古の種類も多様化していますし、『コミュニケーション』を重視している方が多いですね」
そう語るのは、趣味と資格のスクール情報を30年近く発信しつづけている『ケイコとマナブ』の正田彩佳さん。
女性の平均寿命が87歳を超えたいま、50歳はまだまだ人生の折返し点をちょっと過ぎたあたりだ。
インターネットが普及したこともあり、趣味で世界が広がったという人だけでなく、中には、新たな仕事を生み出した人も!
「自分で時間とお金をつぎ込んで幸せを感じるものが“趣味”だとするなら、自分の技術をお金がもらえるレベルにまで高めたものが“特技”だといえます。