明るいのか物騒なのか…メキシコでの生活描いた漫画が話題
(C)原作:曽根タマラ/作画:モイライ・KADOKAWA
『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『マンガ』ということで、幼いころからマンガ好きな、歌人・小説家の加藤千恵さんが最推しマンガを紹介!
【最推しマンガ】『メキシコでアミーゴ!』原作:曽根タマラ/作画:モイライ・KADOKAWA
メキシコという国名を言われて、すぐに連想するものはなんだろうか。タコス。サボテン。テキーラ。
名物のあとで浮かぶのは、少々物騒なイメージではないだろうか。日本で報道されるメキシコに関するニュースには、マフィアや麻薬といった単語が頻出するように感じられる。実際、検索サイトでメキシコについて調べようとすると、予測変換で、メキシコのあとに、治安という言葉が登場した。
治安が悪そうというのが、率直な感想だろう。
本書はエッセイマンガであり、冒頭と巻末を除けば、四コママンガで構成されている。