2018年5月9日 11:00
体操新王者・谷川翔選手 母が語った才能開花の2つのポイント
ショー・コスギ塾に入ったのは、谷川選手が3歳のころだった。谷川選手の母が続ける。
「塾では、時代劇の殺陣、ダンス、英語など、いろいろ教えてもらいました。その流れで、キッズプロダクションに所属し、子役として活動していたこともあります」
CMでは忍者の扮装でワイヤーアクションに挑戦したり、NHKドラマ『柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い』では主演・村上弘明の幼少時代を演じたりしたという。谷川家教育の2つ目のポイントは、“褒めて育てる”だ。
「あくまでも子供たちには、のびのび楽しみながら学んでもらいたいと思っていました。翔は、こだわりが強く丁寧な一面がありました。漢字を書くときも、けっしてスピードは早くないけれど、きれいに丁寧に書くのです。
それだけにマイペースな一面もあります。コスギ塾に車で連れて行っても、眠り込んでしまい、起こしても、『眠いから、塾に行きたくない!』って(笑)。そういうときにも、なるべく叱りはしませんでした。『友達も待っているし、楽しいよ』とか『じゃぁ、今日はちょっとだけにしようか』という言葉で、その気にさせるのです。出席さえすれば、本人も楽しくなって嫌がっていたことなんて忘れてしまいますからね」
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