ドラマ化連発の池井戸作品 次は映画化めぐって争奪戦が激化
狂言師の野村萬斎(52)が直木賞作家・池井戸潤氏(54)のベストセラー小説を映画化した「七つの会議」(2019年公開予定)に主演すると、一部スポーツ紙が報じている。
記事によると同作で萬斎が演じるのは、中堅電機メーカーの万年係長の主人公役。主人公が上司をパワハラで訴えたことをきっかけに、社内の問題が次々と明らかになっていきストーリーが展開される。
同作には池井戸氏原作のTBS系ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などに出演した、香川照之(52)、及川光博(48)、片岡愛之助(46)、北大路欣也(75)ら“池井戸組”の常連が集結。ヒットの期待が高まっている。
「『七つの会議』は、13年に少年隊の東山紀之さんの主演作品としてNHKでドラマ化されています。これだけ短いスパンでドラマ化・映画化というのは、あまり例がないこと。しかしオリジナルの脚本ドラマ・映画がヒットしなくなった昨今、売れっ子作家の作品の争奪戦はさらに激化してしまっています」(出版関係者)
特に池井戸氏の作品は民放キー局のみならず、NHKそしてWOWOWも次々とドラマ化。
売れ筋の原作10作品以上が映像化されている。TOKIO・長瀬智也(39)主演の映画「空飛ぶタイヤ」(6月15日公開)も、09年に仲村トオル(52)主演作としてWOWOWでドラマ化されている。
「池井戸さんの作品はドラマ化が連発してきました。その争奪戦は今後、映画化をめぐっても巻き起こるだろうといわれています。原作のファンとしては、テレビと映画を見比べるのが楽しみになりそうです」(芸能関係者)
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