もめない&嫌われない“断り方”はツンデレ4カ条でできる
「次女の小学校のPTA総会で役員決めがあって推薦されてしまったんですが、『できません』とは最後まで言い出せず、結局、引き受けてしまいました。共働きなので時間もないのに……」(40・会社員)
上手に断ることができず、人間関係にヒビが入ってしまったということは、けっこう身近に多い。とくに“出会いの季節”の4~6月は、人間関係は慎重に対処したいもの。
「実はちょっとしたコツを覚えれば大丈夫。“嫌われない断り方”があるのです」
こう話すのは、最新刊に『科学的に人間関係をよくする方法』(角川新書)がある、堀田秀吾明治大学教授。
「大事なのは、断った後に必ずフォローを入れること。断るという、相手に危害を与える言葉の後に、関係を修復する共感の言葉を伝えるのです。断る=ツン、フォロー=デレ。
この“ツンデレ術”をマスターすれば、嫌われずに断ることができます」
堀田教授は、次の4項目に照らし合わせてツンデレ術のさじ加減を変えることで、すべてに対処可能だと話す。