くらし情報『89歳短大名誉教授の金言…女性の50代は“リスタート適齢期”』

2018年5月21日 06:00

89歳短大名誉教授の金言…女性の50代は“リスタート適齢期”

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最近、“現役バリバリ”で活躍している80歳以上の女性が目立ちます。「人生100年時代」ともいわれる今、年を重ねるほどに輝く秘訣は何なのか。素敵な大先輩の言葉に、大きなヒントがありました。“生涯現役”を実現するための50代の過ごし方――。

「夢のようなことですよ」

桐の箱から証書を広げて喜ぶのは、東海学園女子短大名誉教授の尾関清子さん(89)。30年以上にわたり、編布(縄文時代の布)についての研究を続け今年3月下旬、立命館大(京都市)から、博士号が授与された。

編布とは、麻や木の皮の繊維を編んで作られたもので、尾関さんは全国各地の165遺跡から、約830点の編布そのものや土器に付いた編布の跡から、編み方や使った道具を分析。学位の取得はまったく考えていなかったが、’12年に研究をまとめた書籍『縄文の布-日本列島布文化の起源と特質』(雄山閣)を出版。
今回の“女性で最高齢”での授与につながった。

戦後の混乱期を生き抜いてきた尾関さんの人生は、波瀾万丈だ。

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