おなかの赤ちゃんの元気がない…? ネガティブ思考に陥っていた病院の待合室で出会ったかけがえのない存在
病院の待合室に座っているとだんだん不安になってきて……
(※写真はイメージです)
妊娠中、妊婦健診のためにかかりつけの病院の待合室にいたときの出来事です。
その日は混雑していたために、予定よりも長い時間待たなければなりませんでした。
その日の私はとても疲れていて、なんだかお腹の赤ちゃんも元気がないように感じていて……。ネガティブな思考に陥ってしまい、何かが起こるのではないかと心配な気持ちがどんどん募っている状態でした。
私はよほど不安そうな表情をしていたのかもしれません。隣に座っていた女性が「お腹の赤ちゃんは大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。体調がすぐれず不安に思っていることを話すと、彼女は私の手を握って力強く「大丈夫だよ。きっとすぐに呼ばれるから」と言ってくれました。
その後も、番号を呼ばれるまでの長い時間、ずっと一緒に話をしてくれて、私の気持ちを落ち着かせてくれました。
不安を拭ってくれた先輩ママ
(※写真はイメージです)
そのうちに、自然と私たちはお互いの家族について話をし始めました。
彼女はすでに双子の母親で、私にこれまでの子育て経験に基づいたアドバイスをしてくれました。
とても親切かつ丁寧にご自身の経験を語ってくれて……話を聞いているうちに少しずつ私の心に渦巻いていた不安がほどけていくのを感じました。私は感謝の気持ちでいっぱいになり、互いに連絡先を交換しました。
その後も定期的に連絡を取り合うようになり、私は彼女が私の人生に与えた影響について考えるように。
今では彼女は信頼できる友人であり、子育てについての知識や情報を分かち合うことができる貴重な存在です。
(※写真はイメージです)
些細なことかもしれませんが、その経験は、私にとってとても心温まるものでした。
その出来事を通じて、妊娠中であっても何かを共有することができる人々がいることを学んだのです。
彼女のおかげで私は、自分自身にとっても、他人にとっても、どんな小さなことでも優しさや思いやりを持つことが大切だと思えるようになりました。あのとき不安がっていた私に声をかけてくれて、本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。