小倉優子さん「寝たはずの子どもの泣き声が聞こえて…」深夜のシャワー中の出来事に大共感「あるある」
「お風呂」「迷子」「トイレ」日常に潜むピンチ
(※画像は小倉優子さんオフィシャルブログより)
ゲストのNEWS小山慶一郎さんは幼少期に両親が離婚。シングルマザーとなった母が姉弟を育て上げました。働きづめの母親に、子どものころは「なんでもっと近くにいてくれないんだ」と思うこともありましたが、「今思うとんでもない生活をしていた」と母の苦労をリスペクトしているといいます。
俳優の須藤理彩さんは姉妹の母で、現在は実家暮らしですが、2016年に夫が他界する前はほぼワンオペ状態の毎日。特にしんどさを感じていたのはお風呂で、「長女を入れて洗って、ドライヤーで乾かして、次に下の子を入れてまた同じことを繰り返して。1時間ぐらい裸のままで、ふと鏡見て、何やってるんだろう私……ってむなしくなって」と当時を振り返ります。
ワンオペお風呂の大変さは他の共演者らも共感。元フジテレビアナウンサーの大島由香里さんは、「溺れてないか心配になる。
子どもを湯舟に入れている間に自分の髪の毛を洗うんですけど、目をそらさないようにして1分ぐらいで髪を洗って……」と入浴中も子どもから目が離せないため、髪を刈り上げてしまいたいとさえ思っていたそうです。
最上もがさんは実際に、子どもが歩けるようになった1歳半くらいのころ、お風呂で自分の頭を洗うため一瞬下を向いたそのとき「バチャン」と音が聞こえ、驚いて顔を上げると子どもが頭から湯船に突っ込んでしまっていた、ということがあったそう。「本当にそのときは罪悪感でいっぱいになっちゃって焦りましたね」と話しました。
12歳の長男、8歳の次男、4歳の三男を育てる小倉優子さんは、子どもたちが小さかった頃は寝かしつけた後に1人で入浴。寝ていてもいつ泣くかわからないので浴室のドアを開けながらシャワーをしていましたが、「泣き声がしてる。でも、子どもは泣いてない」と泣き声の幻聴が聞こえたことを明かし、他のママたちからも「わかる!」と共感が集まりました。
「ワンオペで一番大変だったことは?」という質問に須藤さんが挙げたのは、長女が4歳のときに混雑したディズニーランドで迷子になったこと。グリーティング中のキャラクターのところにいるのをようやく見つけたとき、ついカッとなって「ずっと捜したんだから!」と叱ると、キャラクターから「お母さん怒っちゃダメ」と諭されたのだそう。
大島さんも「おとなしいな~と思って少し気を抜いて、3秒ぐらい他のところを見てると『いない!』みたいなことがあった」と経験を明かし、「それから怖くなって、リュック型のハーネスをつけるようになった。ペットみたいだなとか(批判的に)言われることもあるけど、知らんがなと。いなくなるリスク考えたら、これは必要だ」と力説。
また、出先で子どもと一緒にトイレに入ると、自分が用を足す間に子どもを専用のベビーチェアーに座らせることになりますが、大島さんは「なぜかチェアの真横にドアの鍵がある。なんでも興味のある赤ちゃんは、座るなりシャッて鍵をあけるんですよ」という大ピンチも告白。最近では、もうひとつ上の位置にも鍵をつけてくれているトイレも増え、本当にありがたいと語りました。
稼ぎをシッター代が超えたことも
そして子育てと仕事との両立はやはり大きな課題。須藤さんはドラマや映画の撮影があると時間の「押し」「巻き」が読めないため、「シッターさんにお願いしていても、少し早く入ってくださいって言われると、この1時間誰に見てもらおうって……」と焦ったこともしばしば。
ママ友に頼ってピンチを乗り切ったといいます。
シッター代は多い月で30万円を超えることもあり、「稼ぎより多いんじゃないかなと思うこともあったけど、(仕事を続けるなら)マイナスになっても頼んでおかなきゃ」と覚悟を決めていたようです。やはり子どもの預け先は働く親にとって死活問題で、小倉さんの場合は毎週月曜にシッターさんを頼んでおり「お迎えに行ってもらって、その後2時間遊んでもらうと、すごい楽で。手があるってこんなに楽なんだと実感する」と明かしました。
また、以前は子どもの誰かが熱を出したら、誰かを留守番させるわけにもいかないので全員を連れて病院に行かなければいけませんでしたが、最近は自宅に往診に来てくれるドクターサービスを利用できるようになり、とても助かっているそうです。
また、大島さんは「娘には一人親だからできなかったって思いはさせたくなくて、躍起になってがんばっていた」時期があったことも告白。しかし現在は、「マイナスなことばかり考えないで、2人だからできること、目の前の娘のことを見てあげることに集中している」と少し心持ちが変化したそうです。小倉さんも「できないことより、今ある幸せに目を向けるようになって気持ちが楽になった」と明かしました。
実際にシングルマザー家庭で育った小山さんも、「不幸だと思ったことは一度もない」「母の苦労もわかっているから、そのうち母を助けようという思いになる」とコメントしていました。
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