黒柳徹子さんが一児の父・藤原竜也さんの相談にピシャリ「外に行って仕事してる方がずっと楽でしょ」
「徹子さん、どう思いますか?」
15歳の時に蜷川幸雄さん演出の舞台で俳優デビューし、『徹子の部屋』には17歳で初出演、四度目の登場となる藤原竜也さん。プライベートでは2013年に結婚し、42歳となった今、子どもは小学2年生になったといいます。
黒柳さんに「(子どもは)可愛い?」と聞かれると、藤原さんは「そうですね。なぜ自分がこんなにも変わってしまったのかわからないですけど、(それまでと)真逆の生活になりました」「子どもの生活を見守るために健康にも気をつかいたいですし」と話し、家族の支えがあるからこそ、芝居を頑張ろうと思えると明かしました。
子どもの存在は大きく、仕事をしていても「早く帰りたい」と思うようになったそうですが、いざ帰宅すると子どもはママと楽しそうに遊んでいて「僕なんか必要ないんじゃないか(笑)」とせつなくなることも。先日は子どもが通う学校の音楽会を参観し、胸が熱くなったそうです。
仕事場にテレビ電話をかけてきて「何時に帰ってくる?」と聞いてくれたり、そうしたやりとりもうれしいものの、子どもの成長には喜びとさみしさの両方が入り混じっていると話しました。
子どものことを溺愛しつつも、小さいときに「このままじゃダメだ」と一念発起して、子どもと二人きりの場で「シェイクスピアのように本気で叱ったことがあるんですよ」という藤原さん。
しかしパパから叱られた子どもはなぜか大笑い。「3秒くらい見つめて、噴き出したんですよ、シャハハハハって」「ダメですね、もう」と感じたといいます。
コロナ禍の自粛期間を機に家事も分担するようになり、藤原さんは床掃除・トイレ掃除・掃除機かけ・食器洗いなどをしているそう。「なんで僕の役割になってるんだろうな?っていうくらい、気づいたらしてますね。徹子さん、どう思いますか?」と相談するも、「え、いいんじゃない?いいですよ、やったほうが」「だってなんでもかんでも奥様一人でやるんじゃかわいそうでしょう、あなた」「外に行って仕事してる方がずっと楽でしょ」と諭されれば頷くしかありません。
さらに黒柳さんが「子どもがいなかったとき(の生活)と比べれば、雲泥の差でしょ」と尋ねると、「それも……徹子さん、どうですか。いいことですか?」と、藤原さんには仕事より家庭の比率が増えることに葛藤があるようです。というのも、藤原さんが若いころは稽古や本番の後にみんなで飲みに行ってああだこうだと話し合うのが当たり前。
今では家が好きなのですぐ帰るようになりましたが、芝居1本で打ち込まなければ役者としてダメだという空気が強くあり、若いころからずっとその中で仕事をしてきたため、少なからず「本当にいいのか」と揺れる気持ちもあるのかもしれません。
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