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「天から落ちてきた稲妻」「神さまの足跡から生まれた」虹色に輝く、古代文明に愛された宝石とは

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小さな宝石の本
\美しく、まばゆく、ときに妖しく光る宝石の世界/

国内最大級の宝石専門情報メディアKARATZ(カラッツ)が贈る、宝石の世界。
『小さな宝石の本』(リベラル社)は、各地に伝わる宝石の言い伝えや、偉人が愛した宝石、さらに文学や絵画に登場する宝石など、多方面から宝石を楽しめる1冊です。

今回は、古代文明に愛された宝石たちに秘められた物語を、一部抜粋してお届けします。

災いを遠ざけるオパール


はるか昔から、宝石には不思議な力があると信じられてきました。幸運を招き、災いから身を守ってくれる存在として、大切に扱われてきたのです。

オパールもそのひとつ。

古代ローマ人が「すべての宝石を集めた美しさ」と表現したオパールは、虹のような色彩を持つ石です。この特徴から、世界中で「天からの贈り物」と考えられてきました。


オーストラリアの原住民アボリジニには「神さまが平和を知らせに虹を渡ってやってきた。その足跡から生まれたのがオパールだ」という伝説があります。また、アラビア地方には、オパールは「天から落ちてきた稲妻」であるという言い伝えがあります。

「天から落ちてきた稲妻」「神さまの足跡から生まれた」虹色に輝く、古代文明に愛された宝石とは


©鈴木みのる

この言い伝えから、オパールを所有していると、稲妻のような危険や不幸を回避できると考えられてきました。

さらに古代ギリシャ人は、オパールが所有者を「病気」から遠ざけてくれると信じていました。

このように、オパールが世界中で「災いを遠ざける石」とみなされてきたことは不思議な気がします。そこには7色の神秘的な光が関係しているのかもしれません。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。


小さな宝石の本

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「天から落ちてきた稲妻」「神さまの足跡から生まれた」虹色に輝く、古代文明に愛された宝石とは
「天から落ちてきた稲妻」「神さまの足跡から生まれた」虹色に輝く、古代文明に愛された宝石とは


※本記事は、『小さな宝石の本』著:小山慶一郎、監修:KARATZ(リベラル社刊)より抜粋・再編集して作成しました。

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