子どもの晴れ舞台にお母さんは出席できないけれど……結婚相手の両親に初めて会う日、母から譲り受けた特別なパールネックレスに宿る想い
祝福として受け継いだ真珠のネックレス
(※写真はイメージです)
私が26歳の時、真珠のネックレスを母から譲り受けました。
そのタイミングは、私の結婚が決まり、相手のご両親に挨拶に行くときでした。母は「いつか特別な日にこのネックレスをつけてほしいと思っていたから」と言って渡してくれました。
母は、このネックレスを親戚の結婚式や、私や兄弟の入学式、卒業式などのお祝いの日に身につけていました。
特に、家族にとって大事な節目の時に身に着けていたことを知っていたため、私にとっても特別な意味を持つものでした。
母が大切にしてきた真珠のネックレスをこのタイミングでプレゼントしてくれたことで、母が私の結婚を祝福する気持ちがよく伝わり、とても嬉しかったです。
ネックレスは母のように身につけたい
(※写真はイメージです)
そのあと私も親戚の結婚式や子どもたちの入園式、卒園式、入学式など、大切なときにこのネックレスを身につけています。
母は遠方に住んでいるため、一緒に子どもたちの式に出席することはできませんが、このネックレスをつけることで、母も一緒に晴れの舞台を祝福してくれているような気持ちになります。
これからも大切に使い、いつか自分の娘が大事な節目を迎えたときに、この真珠のネックレスを譲りたいと思っています。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
(マイナビ子育て編集部)