双子妊娠の中川翔子さん「ミラクルすぎるなぁ」まさかのダブル男の子に命名難航「双子っぽくリンクしたほうがいいのか…」

■「家に男子がいる状況がほぼなく」

中川翔子さんは今年5月に妊娠を公表、お腹に双子の赤ちゃんを授かっているといいます。8日はInstagramで「双子、男の子みたいなのですふたりとも！とても、不思議！」と性別を公表。

中川さんは人気歌手だった父・中川勝彦さんが幼い頃に亡くなり、「母方みんな女性ばかり」の女系家族で一人っ子として育ったこともあり、赤ちゃんもなんとなく女の子かと思い込んでいたところ「まさかの！」男児2人というミラクル。「でも胎動からすでに、きてくれてありがとうの気持ちで感謝しています。わたしが助けてもらってる」と綴りました。

前述のように「家に男子がいる状況がほぼなく」生活してきた中川さん、「男の子ってどんな感じなんでしょうか？電車とかアンパンマン 戦隊 ライダー すきになるイメージあるけど？全然わからない！」と、疑問は尽きないよう。

「頼もしくなってくれる未来を妄想したり。
意味があって、2人で来てくれるのかもな？とか。
いや、まずは絶対的に守っていかなければ！
未知数だけど楽しみ。
先祖代々みんなの血をひいてるってミラクルすぎるなぁ、、」

また、子どもが女の子なら、自身がアニメ映画で主人公の声を演じたラプンツェルのドレスを着せたいと考えたり、名前を妄想したりしていたそうですが、男の子はまったく想像もしておらず、「なのでいまだに名前も全然きまらず、しかも双子！双子っぽくリンクしたほうがいいのか、しかし別々の人生になるしあわせなくていいのか、画数気にしたほうがいいのか、ぐるぐる。。人生最初のプレゼントだから納得いくものがみつかりますように！」と、まだ名前候補は決めあぐねているといいます。

子育てについても、大好きな漫画を「子孫に絶対読ませたいと息巻いてた」のが、いざ妊娠してからは「押し付けたりせず無理矢理読ませたくないな、自然に自分から好きなもの見つけてくれたらいいな」という気持ちに変化したという中川さん。「その前に買わなきゃいけないものたくさん、揃えなきゃいけないしわからないことだらけ引き続き、アドバイスコメントありがたいです！」と、出産に向けてまだまだ準備しなければならないことがたくさんあるようです。

■「双子」ってどの程度似ているもの？

双子は、1つの受精卵が分離して双子になる「一卵性双胎」と、2つの受精卵が子宮の中で一緒に成長する「二卵性双胎」の2種類に分けられます。「一卵性」の場合はもともと同じ受精卵なので、通常は「同じ性別」になります。一方、「二卵性」の場合は「性別は異なることもあれば同性のことも」あります。そのため男女の双子のほとんどは2つの受精卵から生まれた「二卵性」。双子というとそっくりなイメージがありますが、普通の兄弟姉妹と同じように、遺伝的な類似性は約50％です。

また双子とはいえ性格も、似ているところもあれば違うところもあるもの。性格の違いは、およそ50％が遺伝子から、残りの50%程度が環境から生まれると言われています[*1]。ただし、性格に関わる遺伝子はたくさんあると考えられますし、父親と母親から半分ずつランダムに伝わるため、片方の親だけと同じ遺伝的な素質になることはありません。

双子であれば親や家庭といった環境（共有環境）は同じはずですが、環境には同じ家庭の子でも共有しない「非共有環境」というものもあり、これは簡単にいえば親以外との人間関係、お友達との付き合いなどを指します。実は、遺伝的にはほぼ同じなはずの一卵性の双子でも性格に違いが出てくるのは、非共有環境の影響が大きいと言われています。

このように、いろいろな要素が複雑に絡み合って性格は形作られていきます。ですから双子であっても、性格上似ているところもあれば、違うところも見られるようになるのです。

さて、双子は妊娠中から分娩まで、慎重に経過を観察していく必要があります。また、産後も1人の赤ちゃんを育てる以上に大変なことは多いでしょう。双子のお世話は倍になると思いがちですが、倍以上大変という人も少なくありません。

特に大変なのが「睡眠」。2人を同時に寝かしつけるのは大変ですし、1人が寝たのにもう1人が泣いてしまい、気づけば朝……ということも。特に生後8ヶ月ごろより前は2人の睡眠・覚醒リズムがなかなかそろわないので、ママやパパも睡眠不足になりがちです。夫婦で助け合うことはもちろん、ほかの家族や専門サービスなどのサポートもしっかり受けられるといいですよね。

参考
［*1］「性格は遺伝で決まるって本当ですか？」日本心理学会

参照：
【医師監修】双子で男女になる確率は？ その特徴と出産方法

（マイナビ子育て編集部）