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ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた

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ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた


※ゲーム画面は開発中のものです。

そもそも「ごいた」ってなに?


「ごいた」とは、江戸時代末期頃、石川県能登町宇出津地区で生まれた、伝承娯楽です。将棋の駒によく似た竹製のコマを使って、2人1組で相手方と得点を競い合う頭脳ゲームとなっており、シンプルながら奥が深く、運と戦略が絶妙なバランスで交差する和製ボードゲームの傑作ともいわれています。宇出津という限定された地域だけで親しまれてきた伝承娯楽ですが、「ごいた」の普及敬称を目的に設立された「能登ごいた保存会」の活動により、今では世界中のボードゲーム愛好家たちの間で親しまれています。

出典:https://www.pokemon.co.jp/ex/pokemon-goita/

説明だけ聞くと将棋をイメージしがちですが、コマの形こそ将棋とよく似ているもののゲームの流れはどこかトランプゲームの「スピード」の手順を連想させるような仕組みです。
通常のごいたのコマにはそれぞれ漢字などでコマの名前が書いてありますが、『ポケモンごいた』ではそのモチーフとしてなじみのあるポケモンの絵柄が描かれているので、直感的にコマの種類がわかりやすくなっています。

ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた


コマに描かれたポケモンはははじまりのポケットモンスターである、シリーズ第一作『ポケットモンスター 赤・緑』に登場する151匹の中から選出されているそう! ポケモン好きにはうれしいこだわりですよね

『ポケモンごいた』のルール


『ポケモンごいた』は2人1組のチーム戦です。四角いプレイマットの向かい同士がペアになって、反時計回りにひとりずつ8枚の手札から受けるコマと攻めるコマを出していきます。

隣の人の攻めるコマと同じコマ、もしくは特殊ルールが適用されるミュウツー(ミュウ)のコマがあれば受けるコマとして手札からコマを出し、続いて攻めるコマを出して次の人へと進むことができますが、いずれも手札にない場合はパス扱いとなり、次の人が受けるコマを出します。
※ポッポ・コラッタのコマはミュウツー(ミュウ)の特殊ルールでも受けることができません。

この手順を繰り返して最初に手札8枚を全部出し切った人があがり! 最後に出した手札に描かれていたコマのポイントがそのままチームの得点になり、指定の得点数を先に取ったチームが勝利です。

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ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた

ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた

実際にプレイしてみた!


口頭での説明や後述するティーチングアプリだとなんとなく、でしか理解できなかったのですが、プレイを始めるとぐんぐん理解が進みました。これは、実際に触れる方が早い!

ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた


最終的な目的は自分があがることではなくチームの得点数なところもポイントで、自分の手札であがるのが難しい場合、同じチームの人があがれるように出す手札を考えるなど、ちょっとした推理要素もあり、洞察力や判断力が鍛えられる感覚もあります。

花札やポーカーでいう「役」のような特殊ルールも存在していて、ゲームを繰り返し、理解が進むうちに、自然と「ポッポ5枚ある人いますか」などの声かけができたり(ポッポ5枚が最初の手札に揃うと適用される特殊ルール)、コミュニケーションもはかどりました。

ティーチングアプリもリリース予定!


『ポケモンごいた』の発売に合わせて、遊び方が学べるティーチングアプリもリリース予定だそう。アプリではコマの絵柄に同じく、親世代にも懐かしい、ポケットモンスターシリーズはじまりの『ポケットモンスター 赤・緑』のBGMが。
もう30年近く前の作品のBGMですが、不思議と現代のアプリにもマッチしています。

ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた


※ゲーム画面は開発中のものです。

ティーチングアプリの内容は、とてもシンプルでルール説明と実際のゲームプレイ(CPU戦)のみ。オンラインでの対戦プレイなどは対応していないそうで、まさにこのゲームを覚えるためだけのもの。
スマートフォンやタブレットに慣れ親しんだ現代っ子は、ルールブックよりこちらでルールを把握する方が早いかもしれませんね。
勝ち抜きモードで連勝記録や殿堂入り記録は見られるそうなので、ゲームに慣れてきた頃に新たな作戦や手札の動かし方を考えるのにも一役買いそうです。

まとめ


『ポケモンごいた』に必要なアイテムは極論コマだけで良いのもポイント。コンパクトかつ、短い時間で遊べる部分も良いところだと感じました。
友だちや家族とのコミュニケーションにももってこいで、頭の体操にもよさそう! また、チーム戦なので自分だけが勝てばいい、というよりはお互いの手札を察して協力する、というような洞察力・判断力も伸びそうです。
友だちと遊んでも、家族と遊んでも、遊びからコミュニケーション能力や察する力が育まれそうな『ポケモンごいた』。これから始まる子どもの冬休みのお供にでも、手に入れてみてはいかがでしょうか。

商品概要

ポケモンのボードゲームに新作登場! 子どもの判断力が身につきそうな『ポケモンごいた』を遊んでみた


商品名:ポケモンごいた
発売日:2025年12月18日(木)予定
希望小売価格:2,970円
対象年齢:7才以上
プレイ人数:4人
プレイ時間:20分~
発売元:株式会社ポケモン
セット内容:コマ...計34枚、プレイマット...1枚、ルールブック...1枚
※『ポケモンごいた』ロゴ入り巾着(不織布):早期購入者にプレゼント
※なくなり次第終了です。
※今後、店舗やイベントなどで、販売または配布する可能性があります。
※店舗によっては、特典が終了している場合があります。
※一部店舗では、取り扱いがない場合があります。

『ポケモンごいた』
https://www.pokemon.co.jp/ex/pokemon-goita/

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.
※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


(取材・文:マイナビ子育て編集部)

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