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中村獅童さん「他のことがやりたくなったら歌舞伎をやめてもいい」歌舞伎一家に生まれた息子たちの夢に驚き「昼は歌舞伎役者、夜は…」

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「親のエゴというか……」





7歳の長男と5歳の次男のパパである中村獅童さん。最近は長男がおしゃれに目覚め、洋服やスニーカーを親子一緒によく見に行き、「パパこれいいね!」とすすめられるとついつい買ってしまうそう。しかし帰宅すると妻に「スニーカーいっぱいあるのに……」と言われてしまうと明かしました。

一方の寺島しのぶさんは長男が13歳になり、洋服もサイズアップして「もう大人の値段……」と嘆息。しかし夫のほうが財布の紐が固いため、何かおねだりしたいものがあるとき、長男は寺島さんに言ってくるのだとか。「洋服代は本当にかかる」と悩んでいるようです。

お子さんたちの将来について、獅童さんは「歌舞伎の家に生まれたら歌舞伎をやらなきゃいけないって思うかもしれないけど、一切そういうことはなくて、本人がやりたいと言うまでは勧誘しない」と明言。

すでに兄弟とも歌舞伎役者としてデビューしていますが、息子たちはパパの出演した歌舞伎の舞台映像をYouTubeなどで見ているうちに、「僕も舞台やってみたいんだけど」と、自ら切り出してきたのだそうです。


それでも獅童さんは「親のエゴというか、期待をかけすぎないようにしている」といい、「彼には彼の人生があるし、他のことがやりたくなったら快く送り出してあげる。歌舞伎をやめてもいい」と、あくまでも本人たちの意思を尊重。その理由について「情熱がなくなったら、いい役者になれない」「他のことに情熱が向いたら、他のことをやったほうがいい」と考えを明かしました。

ちなみに、プロレス好きな獅童さんの影響を受け、息子たちもプロレスが大好きに。現在の長男の夢は、「昼の部は歌舞伎役者、夕方の部はプロレスラー」なのだそうです。

寺島さんの長男・尾上眞秀さんも歌舞伎役者の道を歩んでいますが、稽古もたくさんあり母子で一緒にいる時間が長いため、小言は息子さんには通用しなくなってきており、「逃げ込むところは夫」だと寺島さん。夫は普段、子育てにはそれほど介入しないタイプながら、必要な場面ではガツンと叱ってくれ、バランスがとれているのだそうです。

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