杉浦太陽さんが産後の夫婦関係で「男側から伝えたいこと」「キレるのはちょっと違うかな」

■「ベタベタするんじゃなくて…」

（※画像は杉浦太陽さんオフィシャルブログより）

今年8月に第五子が誕生した杉浦太陽さん。長女・希空さんは18歳になり、杉浦さんは完全にベテランパパの風格です。

杉浦家といえば辻希美さんとのラブラブぶりがしばしば話題になりますが、視聴者からは「ワンオペ育児が多く、辻ちゃんねるで太陽パパを見て羨ましくなり、夫からキレられました」という投稿が寄せられました。

これに杉浦さんは「僕がパパ側・男側から伝えたいことは1つあって、何でもできる人ってなかなかいないやん。でも自分が働きに行ってる間とか、奥さんはこんなことを家でしてるんだよっていうのを把握してるだけで奥さんの立場や気持ちも分かるだろうし、自分がそれを経験したら奥さんへの感謝の気持ちって絶対生まれる」とアドバイス。

「家のことって自分のことでもあるからさ、内容だけでも把握するっていうことは大事なのかなと僕は思います。そこで（夫が）キレるのはちょっと僕は違うかなと思いました」と冷静に語りました。

「第一子出産後、もっと旦那に甘えればよかった。何でも自分でやりすぎて不満だらけだった」というママさんからのコメントには、「子ども生まれると甘えられなくなるって、のんも前言ってた」「今からでも甘えてもいいと思いますよ。僕は、一生夫婦は2人で歩んでいくんだから、そのための甘えは必要だと思います」と進言。

また、産後も夫婦のラブラブ度を維持するのは「めっちゃ俺の役目と思ってて」と言い、「やっぱりお母さんはもう母になってるから、旦那さんの方まで手が回らんというか頭が回らんと思うのよ」とママの立場を慮ります。「ベタベタするんじゃなくて、思いやりだったりとかメンタルケアとか、精神的サポートしてあげるのは大事かなと思います」と、男性側に必要な配慮を説明しました。

（※画像は杉浦太陽さんオフィシャルブログより）

「余裕のない時に子どもに必要以上に怒ってしまう」という悩みに、杉浦さんはまず「怒っちゃうよね」と共感。しかし「子どもって自分の思った通りにはならへんやん。お風呂入れとか宿題やりとか言うけど、自分の思うようなロボットじゃないからさ」と、家庭ではできるだけ子どもたちの思いを尊重することを意識しているといいます。「パパとママとの約束を破ったときに僕はやっぱり怒っちゃう」そうで、「ただ怒るだけじゃなくて、怒ると叱るも違うと思うから。ちゃんと子どもを諭すという意味で叱るっていうのは大事なのかなと思うけど、怒ったり叱ったりした後はちょっと後悔するよね。子どももつらいけど親もつらい。夫婦で話し合っていくしかない」と、夫婦の方針を明確にして共有することが大事だと話しました。

また、「子どもを甘やかしすぎてしまう」という悩みには、「甘やかしていい」と明言。ただし、「何でもやりすぎてあげるのはダメ」で、小さいうちはよくても「ある年齢からご飯は自分で下げなさいとか、配善はしなさいとか、テーブル片付けなさいっていうのはやらなきゃいけないかもしれないね。ご飯下げてってよく言います」と、日頃のしつけについても明かしました。

■しつけの基本は「信頼感」

子どもの成長を思えばこそ、日頃のしつけや時には厳しく叱ることも大事ですよね。手助けしてあげたい気持ちをグッと堪えて、子どもが自分でできるよう見守ることも親の役目といえるでしょう。家庭内で役割を与えてお手伝いをしてもらうのも、子どもの成長を促します。

そもそもしつけというのは何歳から始まるというものではありません。産まれたての赤ちゃんを抱っこし、見つめて声をかけるその瞬間から始まっています。なぜなら、しつけというのは基本的信頼感という親子の絆があってこそできるものだからです。スキンシップとコミュニケーションをたくさんとって、親子の絆を深めながら、社会のルールを少しずつ学んでいきます。

食事の時間、寝る時間、片付け、あいさつなど、生活習慣の中で学んでもらいたいことはたくさんあります。子どもは家庭内でのルールを守ったり破ったりすることで、少しずつ社会性を身につけていきます。

そのうえで大事なことは、まずはパパ・ママがしっかり話し合い、家でのルールを決めておくこと。そして叱る場合は必ず理由に一貫性を持つようにしましょう。親の感情で叱る場合もあれば叱らないこともあると、何が正しいのか理解できず混乱してしまいますし、あらかじめ考え方を共有しておくことで、親自身の負担や迷いを減らすことにもつながります。

また、決めたことは親も一緒に守ることも、とても大切です。親はしていないのに子どもにだけ要求したり、逆に親はしているのに子どもにだけダメと言っても、納得できるはずがありません。できる範囲で、大人自身も行動で示していくことが、子どもにとってわかりやすい学びにつながります。

参照：
【医師監修】子供のしつけはいつから？月齢・シーン別の怒り方

（マイナビ子育て編集部）