南明奈さん「うちの息子くんは発語はスローペース」2歳半まで「パパ、ママ」と言わなかったと告白。しかし現在は…
■スローペースだったのが突然爆発!
南明奈さんは「よゐこ」濱口優さんと5年の交際を経て2018年に結婚。不妊治療を経て、2022年7月に、待望の赤ちゃんが誕生したことを発表しました。Instagramでは家族でのお出かけショットなども公開しており、元気な成長ぶりがうかがえます。
そんな南さん、「うちの息子くんは発語はスローペース」と告白。「パパ、ママ」を言えるようになったのは2歳半の頃で、「そこからしばらくは数個の単語のみ」だったといいます。しかし……
「今年9月頃(3歳2ヶ月)から言葉が爆発‼」
急に『牛乳ちょーだい』とニ語文を話したと思っていたところ、その翌日には『牛乳もっと飲む』と三語文も話すように!ちなみに息子くんは牛乳が大好きなのだそうです。
そして3歳5ヶ月の現在は、「ずっとなにか話してるおしゃべりさんになりました」とのと明かしました。
我が子の発語に関して悩む保護者は少なくありません。
この投稿には「未だ発語なしの2歳の娘を受診させるべきか悩んで過ごしていたので、なんとも心強い投稿」「うちもスローペースで今月で3歳の息子が居るのでとても励みになります」「我が家も長男はスローだったけど保育園行くようになって言葉が爆増」と、同じような状況で悩んできたママパパたちから、共感のコメントが多く寄せられています。
■言葉が話せるようになるにはさまざまな発達が必要
「なかなかしゃべらなかった子が急にしゃべり出す」のはよくあること。言葉の発達は複雑で、聴力、口腔機能、知能、周囲に関心を持っているか、運動発達など、心と体のさまざまな機能が関係しています。これらの発達には個人差があり、いずれかのペースでゆっくりな場合、言葉が出始める時期が遅くなることがあります。
特に耳の聴こえ・知能・周囲への関心の有無は言葉の遅れに大きく影響するとされています。一方で、テレビをたくさん見せてしまったなど、育て方が直接の原因となることは考えにくいと言われています[*1]。
しかし、こうした発語にかかわる機能や発達が正常な場合でも、言葉の遅れだけがみられる場合もあります。このように「聴力・口腔の機能に問題はなく、言葉は理解しているけれど、表に出すのが遅い」タイプは男の子に多く、こうした子は2歳を過ぎたころに急に話し始めることが多いとされています[*2]。
このタイプに当てはまる場合は、焦らずに見守りましょう。
また、早産・低出生体重児の場合、運動発達だけでなく言葉の発達も生後の月齢で考えると遅くなるので、修正月齢(出産予定日から考えた月齢)で考えます。早産・低出生体重児では、運動や言葉の発達の遅れやアンバランスがよくみられ、成長にともなって追い付いてくることがあります。
参考文献
[*1]NPO法人 言語発達障害研究会:柴田貞雄、倉井成子ほか:「きこえとことばの療育」より「2.ことばの遅れ」, 財団法人愛の小鳩事業団・発行, 1990
[*2]厚生労働省:子どもの心の診療医の専門研修テキスト, 2008.
参照:
【医師監修】言葉が遅いと感じたら?考えられる要因と発達に役立つ遊びのコツ
(マイナビ子育て編集部)