ジュニアNISAの後継制度が誕生!? 親の7割超が利用希望も、見えてきた"2つ"のハードル
新しい「子ども向けNISA」、実現すれば約73%が利用意向あり
「もし新しい『子ども向けNISA』が実現した場合、利用したいですか?」と尋ねたところ、「ぜひ利用したい(33.1%)」「やや利用したい(39.7%)」を合わせると72.8%に達しました。
2023年に終了した旧「ジュニアNISA」の利用経験者が36.3%であったことと比較すると、新制度への期待値が非常に高いことがわかります。
投資の目的は「教育費」が圧倒的。想定積立額は「月1万〜3万円」がボリュームゾーン
資金の使い道については、「大学・専門学校などの進学費用(40.2%)」がトップ。「中学・高校などの受験費用(22.1%)」と合わせると、全体の6割以上が子どもの教育資金として備えたいと考えています。
また、現実的な月々の積立額は「1万円〜3万円未満(30.4%)」が最も多く、次いで「5,000円〜1万円未満(28.9%)」となりました。無理のない範囲でコツコツと積み立てたい意向が見て取れます。
利用のハードルは「資金不足」と「知識不足」
一方で、「利用をためらう・決めかねている理由」を聞いたところ、最も多かったのは「日々の生活費などで手一杯で、投資に回す資金的な余裕がない(28.5%)」と「NISAがどんなものかよくわからない(28.5%)」でした。
「教育費のために投資をしたいが、現在の家計収支に余裕がない」というジレンマや、制度への理解不足が、資産形成の足かせとなっている現状が浮き彫りになりました。
調査概要
調査名称:子ども向けNISAに関する意識調査
調査主体:AI家計簿アプリ「ワンバンク」運営会社
調査期間:2025年12月4日〜12月9日
調査対象:18歳以下の子どもがいる男女
有効回答数:1,092名
調査方法:インターネットリサーチ
出典:AI家計簿アプリ「ワンバンク」運営会社
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(マイナビ子育て編集部)