宝石商も「次はいつ会えるかわからない」と唸る希少性。虹色に輝く宝石・スフェーンの魅力

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宝石・ジュエリー図鑑
\「ねえ、これ知ってる?」思わず誰かに話したくなる! /

国内最多級の天然カラーストーンを取り扱うBIZOUX(ビズー)と、科学監修の多摩六都科学館の小田島庸浩氏が贈る、宝石に秘められた物語。

『宝石・ジュエリー図鑑』(日本文芸社)は、美しい写真やかわいいイラストとともに、宝石誕生のひみつや輝き・色のひみつ、さらに宝石にまつわる歴史や文化、伝説まで、宝石の魅力をたっぷり詰め込んだ一冊です。

今回は、忙しい毎日の中でもふっと心をときめかせてくれる、虹色に輝く宝石・スフェーンの魅力についてお届けします。

光が虹色に輝く宝石

スフェーン

宝石商も「次はいつ会えるかわからない」と唸る希少性。虹色に輝く宝石・スフェーンの魅力


画像提供:BIZOUX

光に当てると虹色に輝く


褐色、黄色、緑色とカラーが豊富にあります。さらに、光に当てると、カラフルな虹色に輝きます。

これは、石を通りぬけた光が虹のように分かれる「ファイア」という現象(光の分散)です。

ファイアはダイヤモンドなどほかの宝石でも見られる現象です。

スフェーンはダイヤモンドよりも光の分散がはっきりとあらわれるため、より虹色に輝いて見えます。


安定して仕入れるのがむずかしい貴重な宝石


チタンをふくむため、チタン石ともよばれます。宝石としてはスフェーン、鉱物としてはチタン石とよび分けることが多いようです。

高品質なスフェーンは安定的に仕入れるのがむずかしい貴重な宝石。

世界中から宝石商などが集まる大きな宝石展でも、「次はいつ会えるかわからない」といわれています。

スフェーンがとれる産地のうち、もっとも有名なのはロシア・ウラル鉱山です。

インクルージョンが多くても美しくきらめく


スフェーンは結晶内にインクルージョン(小さなほかの鉱物や液体や気体など)が多くふくまれる傾向にあります。

透明な宝石にインクルージョンが多いと美しく見えないことがあります。スフェーンの場合はダイヤモンド以上の分散度と複屈折、高い屈折率により、インクルージョンが多くても、美しいきらめきを楽しむことができます。


複屈折はダブリング効果ともいわれています。たとえば文字が書かれた本を開いてその上に複屈折がはっきり見られる石を板状にして置き、ある方向からのぞくと、文字が二重に見えます(二重に見えない方向もあります)。
宝石商も「次はいつ会えるかわからない」と唸る希少性。虹色に輝く宝石・スフェーンの魅力


スフェーンのダブリング複屈折により裏側のカット面が二重に見えます。画像提供:BIZOUX

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

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※本記事は、『宝石・ジュエリー図鑑』監修:BIZOUX、 科学監修:小田島庸浩(日本文芸社刊)より抜粋・再編集して作成しました。

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