暑さから子どもたちを守る。マイナビが甲府市の教育現場にエアコンを支援!甲府市役所で受納式開催
全国有数の暑さで知られる甲府市では、夏場の教育環境の改善が急務。体育館は災害時に避難所としても使われるため、空調整備は猛暑対策であると同時に防災対策でもあります。子どもたちの学びの場と市民の命を守る拠点を支える取り組みとして、今回の寄附が実現しました。
マイナビが甲府市に「企業版ふるさと納税」でエアコンを寄付!
(甲府市長に「企業版ふるさと納税」の寄附金を贈呈するマイナビ執行役員の曽我則幸さん)
受納式では、マイナビ執行役員の曽我則幸さんが寄附の背景を説明しました。両者は2023年6月に「甲府ジュエリーの認知度向上及び地域活力の増進に関する協定」を締結し、観光振興や地域経済の活性化に取り組んできました。
曽我さんは「甲府市が持つ歴史や文化、産業の価値を次の世代へつなぐ取り組みは、地域とともに未来をつくるという私たちの思いと重なります」と語ります。さらに、「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる」というマイナビのパーパスに触れ、「若い世代が安心して学び、活躍できる社会づくりに少しでも貢献できればと思います」と述べました。
甲府市は令和8年度以降、小中学校の屋内運動施設への空調整備を進める予定で、生徒の熱中症対策に加え、災害時の避難所機能の強化も目的となっています。
曽我さんは「今回の寄附が子どもたちの安全と健康を守り、学びや地域活動の場をより良いものにできればうれしいです」と期待を寄せました。
これを受け、甲府市の樋口雄一市長は「企業版ふるさと納税として本市の教育環境充実にご寄附を賜り、心より感謝申し上げます」と謝意を表します。そのうえで昨夏を振り返り、「猛暑日が1ヶ月以上続きました。全国では地震や豪雨も相次いでいます」と現状を指摘。「子どもたちの学習環境と避難所環境を一日も早く整えたい」と強調しました。
さらに「市民全体で子どもたちを育てていこうという中で、マイナビをはじめ民間の皆さまにご賛同いただけることを大変ありがたく思います」と述べ、官民連携への期待を示しました。
式後の懇談では、ジュエリー分野での連携や今後の展望についても意見が交わされました。市長は直前に訪れたタイ・バンコクでのジュエリーフェアに触れ、「東南アジアの活気を強く感じました。
協定をきっかけに出展数も増え、有意義な出張となりました」と報告しました。マイナビ側も「今後も一緒に取り組めることを考えていきたい」と応じました。
(高校生を対象としたジュエリーのデザインコンテスト「甲府ジュエリー甲子園」で最優秀賞デザインを受賞したワイングラスデザインのピンバッジ)
さらに話題は、マイナビ主催の高校生ビジネスコンテスト「キャリア甲子園」についても及びます。自治体として初めて甲府市にテーマ提供を打診していることが明かされ、市長も次年度以降の参加に前向きな姿勢を示しました。
ジュエリー振興から教育支援へ。両者のパートナーシップは着実に広がっています。
今回の寄附は、CSRの枠にとどまりません。市の広報誌やホームページで紹介するほか、整備後の空調設備には企業版ふるさと納税による寄附であることを示す銘板が設置される予定だといいます。
若年層や保護者への認知向上、防災訓練を通じた市民への周知も見込まれます。
企業版ふるさと納税は、企業が地方創生事業に寄附すると税制上の優遇を受けられる制度です。教育や防災といった公共性の高い分野への支援は、マイナビのサステナビリティ方針とも重なります。
受納式の最後に、樋口市長は「明日からの議会に議案として提出します。前向きな議論になると思います。ジュエリー分野でも新たな事業に取り組みたいので、引き続きご指導いただければ幸いです」と述べました。
教育と防災という地域の基盤を支える分野で、官民が連携する今回の取り組み。マイナビによる次世代への投資は、地方創生の新たな一歩となるはずです。
甲府から始まったこの動きは、他の自治体にも広がっていきそうです。
(取材・写真・文猿川佑)