くらし情報『実際の障がい者殺傷事件がモチーフの映画『月』ティザービジュアル&特報映像公開』

2023年7月21日 08:00

実際の障がい者殺傷事件がモチーフの映画『月』ティザービジュアル&特報映像公開

映画『月』ティザービジュアル (C)2023『月』製作委員会

(C)2023『月』製作委員会



映画『月』の特報映像とティザービジュアルが公開された。

原作は、実際の障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による同名小説。映画版は主演を宮沢りえが務めるほか、共演にはオダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみが名を連ねている。監督は、10代の頃から辺見の作品に魅せられてきたという石井裕也が務める。

特報映像は、穏やかなメロディーとともに重度障がい者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂)、入居者と心通わせるさとくん(磯村)が映し出されるが、さとくんの「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障がい者たちを殺すよ」というセリフから一変。人を傷つけることに対して否定する洋子に「人ってなんですか?」と問い正すさとくん。そしてついに、その日を迎えることとなる――。


併せて公開された出演者4人それぞれのティザービジュアルでは、一人一人の想いと倫理が交錯する一瞬の表情が捉えられている。さらに、宮沢、磯村、二階堂、オダギリからのコメントが到着した。

■宮沢りえ コメント
私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。

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