2021年6月24日 07:00
千葉雄大・哀川翔が共演「“自分らしさ”を考えて人は成長していく」
撮影:奥田耕平
「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」がいよいよ6月25日(金)より全国公開される。日本語吹替キャストには前作からの続投でピーターを千葉雄大、新たに登場するバーナバスに哀川翔が声を当てた。
本作は、ビアトリクス・ポターの同名絵本を映画化した「ピーターラビット」の続編。生まれ育った湖水地方を飛び出し都会へ向かったウサギのピーターが、地下組織を率いるバーナバスに出会い“ワル”になっていくさまが描かれる。
声優として、この物語をどうとらえて、2匹のウサギの葛藤や成長を演じたのか? ふたりに話を聞いた。
いいことも悪いことも経験をして自分を見つめられる「ピーターの成長物語」
――千葉さんは続投での吹き替えですが、2作目として気をつけた点や、逆に今回初めて取り組んだことなどはありましたか?
千葉:ピーターの元気でやんちゃなところは、前作とそのまま変わらず出せるようにしました。今回は、自暴自棄になったりするピーターが描かれているところが、今までと違う部分です。そういったナーバスな雰囲気のピーターがたくさん出てくるのは、今作ならではないかと思います。
――今作でピーターは「他人から評価される自分」