山本耕史、市川染五郎らが「万葉集」をミュージカルに
狂言や和製ミュージカルなどの公演と、日本の伝統的な正月を体験できるテーマパークによって日本文化を紹介するイベント、「J-CULTURE FEST」。東京国際フォーラムの開館20周年事業として2017年に生まれたイベントが、令和初の正月、そしてオリンピックが開催される年の始まりを記念し、1月2日(木)から3日(金)にかけて再び開催される。
そのプログラムのひとつとして両日にわたって上演されるのが、万葉集meetsミュージカル『令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~』。その名の通り、新元号の出典となったことで関心が高まる「万葉集」を題材に、伝統芸能の世界とミュージカル界の才能が集って創作するオリジナル音楽劇だ。
出演は、山本耕史、市川染五郎、尾上菊之丞、新納慎也、夢咲ねねという、人気と実力を兼ね備えた面々。演出・振付は出演者でもある日本舞踊の尾上菊之丞、脚本は話題の新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』の脚本家のひとりでもある戸部和久、音楽は数々のミュージカルコンサートなどで活躍する大貫祐一郎が手がける。新春にふさわしい華やかな公演となりそうだ。
文:町田麻子
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