2022年3月16日 12:00
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』M・リーブス監督が魅了されたテーマとは?
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マット・リーブスが監督を務めた映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が日本での公開をスタートした。本作は誰もが知る人気ヒーロー、バットマン=ブルース・ウェインが若い頃の物語を描いた作品で、リーブス監督は原作の本質を徹底的に掘り下げ、自身がキャリアの中で追求してきたテーマ、コラボレーションを通じて得たテクニックを総動員して“誰も知らなかったバットマンの物語”を描き出している。
犯罪が多発する都市ゴッサムの実業家ブルース・ウェインは、幼少期に暴漢に両親を殺され、復讐の気持ちから街の悪を打倒するべく変装してバットマンとしての活動を開始した。本作が描くのはブルースが活動を始めた2年目の物語で、彼あてに次々にクイズを出しては連続殺人を行う謎の男リドラーとバットマンが対決する。
DCコミックスの『バットマン』が好きだったリーブス監督は、共同で脚本を手がけることになり、まずこの物語が“消え去ることのない危機”の物語であることにこだわったと語る。
「バットマンがユニークなのは、常にそこにはゴッサムという街があり、私たちの実際の世界と同じように必ずそこには犯罪であったり腐敗がある。