「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2020」開催中止 「ベートーヴェン」のテーマは2021年に持ち越しか⁉
2020年5月1日(金)~4日(月・祝)まで、東京国際フォーラムを中心に開催を予定されていた日本最大級のクラシック・フェスティヴァル「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2020」(LFJ)が、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けて開催を中止することが発表された。
最も大きな要因は、3月18日に発表された諸外国からの入国制限拡大措置が4月末まで適用されることに伴い、多くのアーティストの来日がかなわなくなったこと。さらには、開催予定時期の国内感染の状況についても見通しが定かでないなどから企画の維持は困難と判断され、今回の決定に至ったという。「東京・春・音楽祭2020」に続く人気音楽祭中止の落胆とクラシック界への影響は限りなく大きい。
来年以降の実施について現時点では未定とされているが、今年叶わなかった生誕250年のテーマ「ベートーヴェン」での実施を切に望みたい。
*全ての公演において、ご購入済みのチケットは払い戻しを実施。
払い戻し方法詳細については公式サイトを参照。
https://www.lfj.jp/lfj_2020/
●この発表に伴い、同音楽祭のアーテスティック・ディレクター、ルネ・マルタンからのメッセージ動画も届いている。