くらし情報『“品格”を大事に男役を追求、 宝塚歌劇団星組男役スター・愛月ひかる退団への思い』

2021年9月13日 12:00

“品格”を大事に男役を追求、 宝塚歌劇団星組男役スター・愛月ひかる退団への思い

愛月ひかる


2007年の初舞台から14年、星組男役スター・愛月ひかるが9月18日(土)より幕を開ける『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム』で退団する。前作『ロミオとジュリエット』ではモンタギュー家と敵対するキャピュレット家のティボルトと、“死”を象徴するダンサーの二役を役替わりで演じ好評を博した愛月。“充実期”の今、退団することへの思い、これまでのタカラヅカ人生、そして、ラストステージにかける意気込みを取材会で聞いた。

ラストステージは、ヒール役とロマンチックレビューで集大成

取材会が行われたのは、8月下旬の稽古期間中。真っ白なスーツをまとった愛月が颯爽と登場すると、その凛とした佇まいと存在感に空気がピンと張る。タカラジェンヌとしての最後の公演に向けて稽古を重ねる中、現在の心境を尋ねると、「とても清々しい気持ちで毎日お稽古しています。本当に今回の二作品が最後の公演でよかったなという思いです」と穏やかに話す。

第一幕は、史実にフィクションを織り交ぜ壮大なスケールで描いた山田風太郎の傑作時代小説『柳生忍法帖』。
宝塚歌劇で初の舞台化となる本作で愛月に配された役は、トップスター・礼真琴演じる天才剣士・柳生十兵衛の敵役・芦名銅伯だ。

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