大ファン永野×Z世代代表のゆい小池“ザ・ボス”の魅力語り合う!『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開記念イベント
今なお、現役のミュージシャンとして熱い音楽を届けているブルース・スプリングスティーンの若き日を描き、本年度のアカデミー賞最有力候補とされている映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の公開記念イベントが11月19日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で開催された。
成功の道を歩み始めたスプリングスティーンはアルバム『ネブラスカ (Nebraska)』を録音しながら「ボーン・イン・ザ・U.S.A. (Born in the U.S.A.)」の構想を練り始める。映画は、のしかかるプレッシャー、幼少期から抱えてきた苦しみ、創作への悩み、それでも歌い続けようと苦闘する男の姿に心を掴まれる感動作だ。
イベントには、音楽に造詣が深いお笑い芸人の永野と、“ゆいちゃみ”からの改名も話題のタレント・ゆい小池が登場。スプリングスティーンの大ファンだという永野が、映画公開を機に初めてスプリングスティーンに触れた現在20歳のゆい小池に“ザ・ボス”の魅力をレクチャーした。
永野は「大御所中の大御所。でも、あのボスにも若い日々があった。『ボヘミアン・ラプソディ』みたいな歴史の映画かと思われがちだが、すごさを描くのではなく、ひとりの若者のアイデンティティ探しに共感できる」と本作の鑑賞ポイントを指摘。
「苦労話でもないし、(キャリアとして)一番ふわっとした時期なので、よくボス本人が映画化を認めたなと思った。周りはいい人なのに、本人だけがクヨクヨしている(笑)」と率直な感想も語った。
その分、偶像ではないアーティストとしての魅力や葛藤が際立っており「映画を観ると、やっぱりすごいアーティストだと分かる」と太鼓判。ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイトが主演を務め、ギター、ハーモニカ、歌唱トレーニングを経て、若き日のスプリングスティーンを吹替なしで体現しており、「本人映像かと思うくらい再現度が高い」と絶賛していた。
ゆい小池も、悩めるスプリングスティーンの姿に「共感できる部分がありました。悩んでいる人には観てほしい」とZ世代の代表として親近感。「日本のアーティストに例えると誰ですか?」と質問したが、永野は「80年代当時は、曲調とか、スプリングスティーンをまんま真似た人もゴロゴロいて(笑)」と回答を避け、「ネットニュースにビビりました」と苦笑い。「常にメッセンジャーに影響を与えているし、他のアーティストは影響をもらわざるを得ない。
要はカリスマ!」と解説していた。
取材・文:内田涼
<作品情報>
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
公開中
公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
(C)2025 20th Century Studios
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