くらし情報『草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中』

2023年2月16日 18:00

草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中

草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中

左からヴォルフガング・ティルマンス 《14番街》 1995年、《静物、ボーン・エステート》 2002年 すべてポーラ美術館 (C)Wolfgang Tillmans, Courtesy of Wako Works of Art
写真の新たな可能性に挑みながらも、私的な世界を撮影した日記のような写真で知られるドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンス(1968-)。ニューヨークやロンドン、ドイツの住居やアトリエなどで撮影された作品には、彼が日常に向ける親密なまなざしが反映されている。


草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中

「部屋のみる夢」展会場風景 手前は、草間彌生 《ベッド、水玉強迫》 2002年 ポーラ美術館 (C)YAYOI KUSAMA
草間彌生はこれまでにベッドをモチーフにした作品を2点制作しているが、今回、そのうちの1点《ベッド、水玉強迫》をポーラ美術館が新たに収蔵した。本来、体を休めるための場所であるはずが、草間が幼少期に体験した幻覚や幻聴を象徴する水玉模様や無数の突起物で覆われ、対極の存在へと変容した様が表現されている。アーティストたちがさまざまな視点で向き合い、表現してきた「部屋」。彼らのまなざしが反映された作品を通して、自分にとっての「部屋」

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