くらし情報『ヨーロッパ企画内ユニット・イエティが描く、サブカルに目覚めたヤンキーの話』

2020年1月21日 00:00

ヨーロッパ企画内ユニット・イエティが描く、サブカルに目覚めたヤンキーの話

ヨーロッパ企画 イエティ『スーパードンキーヤングDX』


ヨーロッパ企画に2005年から参加し、以降、舞台の脚本・演出ほかラジオの構成やドラマ・映画の脚本も数多く手がけている大歳倫弘。彼が2009年からスタートさせた劇団内ユニット・イエティの新作が1月22日(水)に東京の下北沢・小劇場B1にて開幕する。

ヨーロッパ企画と言えば、上田誠が描くSFチックかつトリッキーなコメディで観客を沸かせるが、こちらのユニットは、テレビ通販や都市伝説などのジャンクカルチャーをテーマにしたコメディが特徴だ。本公演とはまた違った味わいの笑いを展開し続けており、今回は“ヤンキー”と“サブカル文化”の対比を量販店の店内を舞台に描いた2011年初演作『ドンキーヤング』の続編を上演するという。


ヨーロッパ企画内ユニット・イエティが描く、サブカルに目覚めたヤンキーの話

『ドンキーヤング』初演(2011年)より
「9年前は、サブカルに目覚めたヤンキーが三面六臂の活躍を見せる活劇でしたが、今回はその続編をやります。それも、9年前の作品とニコイチにして。前作はサブカルを商売にしようと企む人がまだ残っていた時代の話。そして今作はサブカルという言葉が死語となった時代(つまるところの現代)が舞台です。時代なんて言葉を使うと壮大な話のように思えますが、きわめて小さいお話なのでお気軽にぜひ」

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