村田沙耶香×デヴィッド・シュリグリー、金氏徹平 小説家と現代美術家による対話型の展覧会を開催
![金氏徹平≪tower≫ 2008年 Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo / Photo:新井卓](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2021%252FLP_P_PIA_0aa2df68_1382_40fa_a570_7383c9186c1e%252FLP_P_PIA_0aa2df68_1382_40fa_a570_7383c9186c1e_18990727ab0thumbnail_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo / Photo:新井卓
『コンビニ人間』(2016)で芥川賞を受賞した村田沙耶香と2名の現代美術作家との対話によって、 村田沙耶香の世界観を浮かび上がらせる展覧会『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』が、8月20日(金)より表参道・GYREにて開催される。
村田は、『コンビニ人間』で、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと安心することができる主人公の日常を、『消滅世界』(2015)では、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描き、人が無意識に持つ常識や固定概念を覆してきた。
独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(イギリス)は、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作。 多様な手法によって作品制作を行っており、国際的に高い評価を得ている。