ご近所ヒーローから“世界のスパイダーマン”に! トム・ホランドが語る
(C)2019 CTMG. (C)2019 MARVEL.
マーベルの新作映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が先ごろから日本での公開をスタートし、大ヒットを記録している。本作は最凶の敵サノスとの戦いを描いた『アベンジャーズ/エンドゲーム』の“その後”を描く作品で、“スパイダーマン”ことピーター・パーカーも新しい脅威に立ち向かう。すべてはこれまでと同じようにはいかない。主演のトム・ホランドも「ピーターもスパイダーマンも次のレベルまで行く必要がある」と考えているようだ。
マーベルには多くの人気キャラクターが登場するが、スパイダーマンは平凡な高校生で、悩みも行動範囲も多くの読者と同じ“ご近所”のヒーローであることが最大の特徴だ。だからこれまで映画化されてきた作品ではスパイダーマンは自分の暮らす街で戦い、ビルなどにスパイダーウェブを放って華麗に宙を舞った。
しかし、ホランドが主演を務めるスパイダーマンのシリーズは、これまでのスパイダーマンの“そもそも”に鋭く切り込んでいる。前作で彼は映画の冒頭からスパイダーマンとして登場し、親友にすぐさま正体がバレ、あるシーンでは周囲にビルも家もないために宙を舞えないなど“お約束”を逆手にとったシーンで観客を驚かせた。