くらし情報『進化し続けるミュージカル『レ・ミゼラブル』、プレビュー公演本日より』

進化し続けるミュージカル『レ・ミゼラブル』、プレビュー公演本日より

ミュージカル『レ・ミゼラブル』


ミュージカルを全く観たことがなくても、作品名や“レミゼ”という略称、また《民衆の歌》や《夢やぶれて》などの名曲はおそらく、一度ならず何度かは耳にしているであろう『レ・ミゼラブル』。作品生誕の地ロンドンでは1985年以来ロングランが続き、日本では87年の初演から1~3年おきに再演され、現在までに世界53か国22言語で上演されている、紛うことなき“世界的メガヒット大作”だ。

40年近くも世界中で愛される理由は、やはりまずは音楽にある。セリフがなくすべてが歌によって運ばれる本作において、“音楽”は“脚本”とも同義。フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーが描いた“Les Misérables=惨めな人々”の物語を、アラン・ブーブリル(作詞)&クロード=ミッシェル・シェーンベルク(作曲)がこれ以上ないほど的確に表した音楽は、物語がいつの世にも通じる普遍的なものであるがゆえに永遠に古びない。

一方、そんな音楽を視覚化する手段については都度ブラッシュアップが施されており、その“変化し続けていること”もまた長く愛される理由。各地での開幕や周年などを機に演出が変わるのは常にあったことだが、特に2009年にはセット、衣裳、照明、編曲などすべての演出要素が抜本的に見直され、「新演出版」

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