2024年2月16日 11:55
舞台『地獄楽-終の章-』開幕 木津つばさ「有終の美を飾れるように」
と振り返った。
続いて、今回からの新キャストとなる佐奈は、「役作りや稽古で難しかったこと」を尋ねられると、「新キャストなので、稽古前から田淵さんとの関係性を深められるかなと心配していましたが、優しく、受け入れ態勢をつくってくださったので、すぐ馴染むことができました」と笑顔で語り、「桐馬との関係性を重視しすぎて、他のキャストさんとの仲を深めるのが難しかったです(笑)」と周囲の笑いを誘った。
田淵が演じる亜左弔兵衛の弟、山田浅ェ門 桐馬は、弔兵衛と桐馬は死罪人と執行人というだけでなく、兄弟という間柄。演じてみて絆を感じたエピソードを聞かれると、「稽古中、とあるシーンで手を差し出したところ、(本来ならそろわないタイミングで)同時に佐奈さんも同じポーズで手を差し出していたことがあり、その時は兄弟を超えて双子みたいだなぁと思いました」と稽古中のほほえましいエピソードを語った。
そして、今回から“神仙郷”への上陸者として新たに登場した山田浅ェ門 殊現を演じる小南は、カンパニーの雰囲気や稽古での印象的なエピソードを聞かれると、「人見知りの自分を巻き込んで皆さんが仲良くしてくださり、だからこそ前作から熱く紡いでいける作品なんだ」