「以前と変わらぬ安心感を」 TOHOシネマズが首都圏でも営業再開! 徹底した感染予防対策を取材して
4月8日に発出された新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言により休館となっていた映画館も、宣言解除により本格的に営業再開し始めた。業界最大手のTOHOシネマズも5月半ばより営業を順次再開、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏23劇場は6月5日より営業再開となった。
このたび、営業再開初日のTOHOシネマズ 日比谷を訪れ、感染対策について取材した。
まずエスカレーターを上がった正面に、消毒用アルコールと合わせて「新型コロナウイルス感染予防対策」の一覧とお客様へのお願いが掲出されていた。子供にも理解しやすいよう紙兎ロペのキャラクターを用いて、館内の感染対策を説明している。子供の目線に高さに合わせて設置されているのも気配りが利いている。
券売機は一台ずつ間引かれて稼働しており、床には2メートルの間隔で列を作ってもらうように目印が貼られている。また券売機にスタッフが常駐し、こまめに消毒・清掃を行っていた。ロビーの椅子は撤去されており、飲食物を販売するコンセッションも10台あるレジを5台ずつ稼働させ、スタッフは手袋を着用している。また、トイレの清掃もこまめに行われており、ハンドドライヤーの使用は禁止となっている。