2022年10月21日 12:30
劇団四季、新演出版ミュージカル『美女と野獣』いよいよ開幕へ ベルが歌うソロナンバー「チェンジ・イン・ミー」も日本初披露
ベルの歌うソロナンバー「チェンジ・イン・ミー」(1998年ブロードウェイで追加されたものだが、日本公演では初めて歌われる)が追加になったことで、ベルの心情の変化がくっきりとしたことも大きい。一方でガストンたちがマグカップを打ち鳴らして踊る「ガストン」の“マグダンス”、家財道具や食器に姿を変えられた野獣の召使いたちが晩さん会を開催してベルを歓迎する「ビー・アワ・ゲスト」の印象的なダンス・演出などは初演を踏襲している。新鮮さと、「やっぱり、これこれ!」というおなじみの楽しさが絶妙に混ざり合った新しい『美女と野獣』になっている。
(c)Disney
最終通し稽古のステージで美しく優し気な歌声を響かせたベル役の五所真理子は、「長年多くの方々に愛され、今回新たな息吹が吹き込まれた『美女と野獣』に、ベル役として関わることができ、大変光栄に感じています。日本初演にも携わったクリエイティブスタッフの皆さんと、新たな『美女と野獣』を作り上げるべく稽古を重ねてきました。愛に溢れた作品のメッセージをお客様にお届けできるよう、一回一回の舞台を誠心誠意努めてまいります」とコメント。劇団四季の吉田智誉樹代表取締役社長も「新たに舞台美術・台本・演出をリニューアルし、唯一無二のバージョンとなった『美女と野獣』。