くらし情報『そごう美術館にて『ムーミン コミックス展』開催! 日本初公開となる原画やスケッチなど280点あまりを公開』

2021年11月2日 18:00

そごう美術館にて『ムーミン コミックス展』開催! 日本初公開となる原画やスケッチなど280点あまりを公開

トーベ・ヤンソン「まいごの火星人」スケッチA(1957年) (c)Moomin Characters TM

(c)Moomin Characters TM



11月19日(金)より横浜・そごう美術館にて、国を超え愛読された「ムーミンコミックス」の原画やスケッチなど約280点を紹介する展覧会が開催される。

1954 年にイギリスの大手新聞「イブニング・ニューズ」紙で連載が始まった漫画「ムーミンコミックス」。主にトーベ・ヤンソン(1914~2001 年)が絵と台詞を書き、弟のラルス・ ヤンソン(1926~2000 年)がネタ探しと英訳を担当。1959年にトーベによる連載が終了したあと、1960年からの15年間はラルスがひとりで漫画製作を担当していた。

同展では、姉・トーベが描いたキャラクター設定画やスケッチ、大半が失われたとされる貴重な原画作品が日本初公開されるほか、トーベ降板後ひとりで15年間描き続けたラルスの未邦訳の原画3話分、『ムーミンたちの戦争と平和』を全点展示。トーベとラルス姉弟の作風の違いや特徴、新聞漫画独特の制約が生んだ作品における工夫なども紹介する。

細かく重ねられたタッチと濃淡、紙質の良くない新聞紙にきれいに印刷するために単純な線になっている部分など、直筆のスケッチならではの豊かな描線をみることができる貴重な機会となっている。

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