踊る「熊谷拓明」カンパニー ダンス劇『舐める、床。』舞台写真と初日コメントが到着
撮影:大洞博靖
シルク・ドゥ・ソレイユ『believe』に2008年~2011年まで出演、独創的な即興のソロパートで米・ラスベガスで850ステージに立ったという経歴の持ち主で、“ダンス劇作家”として活躍する熊谷拓明率いる「踊る『熊谷拓明』カンパニー」の新作ダンス公演が本日12月10日(木)、東京・あうるすぽっとにて開幕した。
他人の意見と感情に必要以上に耳を澄ませて、自分の心を思いやる余裕がなくなった人たちの心が生んだガラスの部屋という設定で、オーディションで選ばれた松田尚子、原田茶飯事、岡本優、東出宜子、原佑介、稲葉由佳利、福島玖宇也、そして熊谷が出演する本公演より、舞台写真と熊谷拓明のコメントが到着した。
■熊谷拓明コメント
2020年の新作を発表させて頂くことは、1年半以上前に決まっておりました。
当時思い描いていた景色と、心境とは全く別物の現在を、冷静に楽しんでいる自分がいます。
常に現在の自分を作品で吐き出してきましたが、今回ほど自分が吐き出した作品に救われた事はない気がします。
私は自分の作品が誰かの為になる。
なんて考えてはいけないと思って来ましたし、今日もその気持ちは変わりません。